今回も中止か?R1‐Z氏の鞍掛プラン

 

2009年8月22日

 

0.序

 

最初に断っておきますが、今回はコ・パイ兼、記録係である当方がうっかりしており、テキストのみでリポートいたします。あらかじめご了承下さい。

 

さて、一週間の中で最も辛い日である木曜の午後、当ページの掲示板にR1‐Z操縦士から「縦横ナァーナメ2倍2倍(伸び伸びサロンシップCMより)」となっていた鞍掛ツアーのフライトプランが突如提出された。氏もやっと業務の隙ができたのだなと判断し、天気予報を確認する。とりあえず問題ないので、乗らせていただくことに。同時にW査察操縦士にも出欠確認をするが、仕事の為残念ながら不参加ということであった。次回に期待しよう。

 

一方。我々の集まりでお馴染みとなりつつあるFazer氏は、やる気満々でおられるということであった。最近はFazer氏から「プランは無いの」と催促を受けることもしばしばだ。とこで、氏は「自称方向音痴」でソロツーリングは苦手であり、故に3つ程クラブに所属されているのだが、最近自分のスタイルを確立されてきているようだ。そのスタイルが当方達のものと近いところにあるのだろうか、当企画をひいきにして下さっている。因みに我々の方針は「無理なく、楽しく、安全、でもちょっとヒネリを」ということにしている。それは以前、八ヶ岳・清里ツーリングの際、ハミ禁で3台まとめてやられたことに端を発していると告白せねばなるまい。

 

1.集合

 

さて、今回も集合は2段階方式を採用する。まず当方とFazer氏がいつもの駅前に集合し、その後R1-Z氏と「タイ寺」近郊のミスド前で集合する予定だ。当方は昨日もジムで汗を流していたので疲労困憊で就寝したわけだが、6時30分頃にR1-Z氏からメールが入信する。2ヶ月越しのR1-Z機長のフライトプラン実行ということで、気合十分といったところだろう、それはそうと、天気を確認するとなんだかどんよりと曇っている。こりゃマズイなぁと思いつつも、R1-Z氏と同じ見解「集合時点の天気でプラン変更あり」ということで了解し、内容を確認返信して認識統一しておく。

 

最近はR1-Z氏は随分と早起きだなぁと感心しつつ、さらに2度寝して鋭気を養う管理人は、その後7時30分頃に起床する。そしてちょっとパンをかじりがてらに天気予報と雨雲の予想を確認するのだが、おや、どうやら三重県と滋賀県の県境付近には雨雲が流れ込んでいるようだぞ。一方奥矢作・茶臼山方面は徐々に雨雲が弱まっているようだ。「これは今回も鞍掛は流れたか」と思いつつ、タイヤの空気圧点検等の運行前点検をしておく。因みにこのツーリング後にオイル交換予定が入っている。

 

8時20分頃に自宅を出発して、いつもの集合場所である最寄の駅へ到着。既にFazer氏は到着しており、持参の水筒にお茶を詰めていた。意外と言っては失礼千万であるが、細かい気配りの効いたFazer氏だ。ところで、この時の天候は陽が差してきており、回復傾向であったと追記しておこう。

 

まあ暑くはなるが、天気は問題無かろうとタイ寺方向である磁方位300で走行をしていく。すると天気が急変してきた。前述のように陽が差すほどであったのだが、タイ寺ミスド手前4km地点では名古屋駅前のツインタワーも霞むほど視程が悪化している。さらにその向こう側、つまりは本日目指す方向には分厚い雨雲がそびえ立っている、こりゃまずいなぁと独りつぶやきつつ集合場所にほぼ定刻でランディング。

 

2.プラン変更?

 

既にR1-Z氏はタバコを吸って我々の到着を、XJRに乗る「サンリン氏(仮名)」のように首を長くして待っていた。早速「話しかけ」てブリーフィングを行うが、当方は出しゃばりにも一旦東に逃げることを提案した。その時に丁度雨も落ちてきたし、「とりあえず行きゃあええんだて」とFazer節にも促されてheading090で走行開始。今思えば、近所のスタバ辺りで天候待ちをするか、西へ走行していればよかったのであるが、当方の読みが甘く無駄に走行することとなってしまった。またまた失態で、航法士業務も停止命令が下りそうだ。

 

さて、一旦東へ走行を開始したことはよいが、どんどんと雨雲が追いかけてくる。あまり嬉しくない「追っ手から逃げよう」状態で八草I.C.までやってきたが、この辺りで完全に捉えられてしまった。こりゃダメだとコンビニの軒を借りて雨宿りをするが、雨脚は強くなる一方だ。そこで一同は喫茶店に移動して雨を凌ぐこととする。

 

3.天候回復待ち

 

当方の読み違いから天候待ちで足止めを食らう時間、この夏の走行や秋以降の予定について報告をする。管理人は既に北海道紀行4にて記述しているので、詳細は割愛するとして、Fazer氏は2ヶ月振りのエンジン始動だそうだ。氏は最近「2輪日誌」をつけておられるようで、目的地や出来事をメモして備忘録としていると付記しておく。

 

それはそうと、ここで氏の2輪歴についてちょっとまとめておこう。氏は免許取得は2004年で、1号機としてFazerを購入。現在総飛行時間は600時間だ。免許取得後は会社繋がりのハーレーを主体とした集まりに参加されてきたが、どうも走りが単調であるということで、仕事で繋がりのあった別の団体にも参加。主に高速で目的地へ行き、帰ってくるという趣向のツーリングをこなすが、走りを楽しみたいと考えるようになった。その時偶然にも「晴れ時々殺人(kill me)」、店のツーリングに顔を出していたR1-Z・TDM連合会と遭遇、今シーズンから本格参加されるようになったというわけだ。

 

Fazer氏はワインディングを織り交ぜつつ、長距離走行をしたいというスタイルを求めているようで、泊まりの際はキャンプなどではなく、宿の方がよいとのこと。高速も単調だからあまり好きではないそうだ。また、「バイクでガーッと走って、後は何にもしたにゃぁんだわ」ということで、宿泊形態はともかく、走りのスタイルは当連合会の趣向とほぼ一致していると思われる。これは今後もご参加いただけるものと嬉しく思った。また、さらに話しを聞いていると、「バイクはえりゃーし、大変だ」とか、「2輪に乗ると距離感が変わる」などなかなかバイク生活の本質を突く鋭いた発言もされており、予想以上に我々の考えと共通点が多いこともわかってきた。

 

4.天候回復を願い

 

結局2時間近くウダウダしていたが、行ける所までいってみようということで、天候回復を願って再度鞍掛を目指す。ところで、最近当方は北海道で行程の4割くらいカッパを着る羽目になったことからあまり良い気分がしないが、濡れるよりましだ。さらに、バイクが傷むことも気になる。「またそのうちサスペンションのグリスアップをやろうか」と思って再び八草I.C.から西を目指す。相変わらず雨降りであるが、名駅を過ぎた辺りから徐々に天候が回復してきた。さらに西進すると陽が出てきて、カッパを着用したままでは猛烈に暑い。ということで、ここまでくればもう大丈夫だとコンビニでカッパを脱ぐ。このカッパの脱着のタイミングは重要で、着ると雨が止み、脱ぐとまた降るということはツーリングライダーの間では常識。故に管理人の場合は一度着用したら、このくらいまでは我慢することにしている。

 

カッパから開放され、雲間から夏の終わりを告げる高い空も覗いてきたので気分も盛り上がってくるぞ、と県道79号を西進して、津島から8号線に乗り換え、さらに東海大橋を渡り海津へ至る。ここで昼食とするが、上手い具合にきれいな喫茶店を発見した。この喫茶店はまだ新しく、さらにR1-Z氏の言葉を借りると「従業員がAKB48」のようだ。なるほど、確かにそれを意識したような服装をしている。オーナーの趣味であろうか。因みに最初は隣の「台湾人がコックをしていると思われる中華料理店」に入ろうとしたが、Fazer氏が「あの油の匂いがどうも嫌いなんだてぇ〜」ということで店を変更したと付記しておく。

 

昼飯後、さらに福岡大橋から水晶の湯をかすめていく。この後「宗旨宗派は問わない」と昔盛んに宣伝していた円満寺霊園の北側を通る県道25号に乗り、本日最初のワインディングである二之瀬峠へなだれ込む。今日は気張らずにそこそこで行こうと思うが、R1-Z氏のペースが速いだけに当方も余計な力を抜き、右足二ーグリップに注意して走行を続けていく。ここは久々に通るが、なかなか面白い道だ。道幅は狭いが、路面自体はわりと滑らからだ。おそらく舗装されて間が無いのであろう。

 

R1-Z氏の話では、この峠付近は数週間前には草が伸びており、注意が必要であるというということであったが、今日は綺麗に刈り取られて全く問題無しだ。当方も右へ左へバンクさせつつ並列2気筒の強力なトルクで旋回力と加速力を与える。一方R1-Zは2,3発シフトダウンしたかと思うとマフラーから煙を上げ、そのままの勢いで鋭い突っ込みから加速。時には1速まで使用しているせいか、前輪が浮き気味になることさえあるらしい。また一段進んだ速さの領域に入ったようだ。ところで、途中で後方を確認してみると、連なった道の途中に自己の気持ちよい速度で上ってくるFazer氏が見える。

 

このFazer氏の走りは非常に安全であると思われる。というのも、午前中のミーティングでは「前の人についていこうとしてコケる人がいる」という話題になった時に、当方達は自己の気持ちよい速度を維持することを厳守していると話したところ、Fazer氏も原則そうしているということであった。速く行ってしまった人は分岐点で待っていれば良いだけのことである。事故が起こると取り返しのつかないこともあるからだ。現に店のツーリング時に管理人の後ろの人がコケてしまったことがある。責任は無いとは言え、やはり気分がよくないものだ。

 

この件に関してFazer氏は「前の人に悪いと思って無理するのか。しかし少しだけ頑張らないと上手くならない」という旨を発言された。確かにその通りだ。また、「自分のリズムでないとミスを犯しやすい」とも。Fazer氏は洞察力に優れておられるようだ。

 

5.メインの鞍掛へ

 

こうして二之瀬峠越えを終え右折し、一瞬だけ県道5号線に乗り、今度は国道306号線でいよいよ本日のメインエベントである鞍掛峠へ機首を向ける。ここからはだんだんと街を抜けて山岳地帯になってくるので、ワインディングへの期待も高まってくる。そして黄金大橋手前を左折すればいよいよ屈曲路の始まりだ。当方は本当に久々の鞍掛である。「別のものに乗っている疑惑」がかけられている会社の後輩、BUELL氏と来て以来だろう。

 

久々なので慎重に行く必要がありそうだ。ということで、減速帯に、カントが少なく逆バンク的に見えるカーブ、さらにはカントがある場所でも急に変化するところなど意表を突かれる箇所に十分注意する。おっと、舗装が悪い部分まであるじゃあないか。恐ろしいなぁと肩に力が入ってしまうが、R1-Z氏はスイスイと行ってしまい、当方は徐々に離されている。一方Fazer氏は管理人と一定距離で走行している。こういうやや高速気味のコーナーが連続する道では4気筒車の方に分がありそうだ、いやただ当方が怖がっているだけか。

 

こうしてグイグイと峠を上っていくと、耳に違和感を覚えつつも気温が下がっていくことが感じられ、幾分快適に感ずる鞍掛トンネルを抜けると岐阜県から滋賀県へ突入する。トンネルを抜けた滋賀県側には広場があるので、その前で休息する。ふー疲れた。早速R1-Z氏がFazer氏に感想を聞くと、「やっぱり自分のリズムで走らんとうまくいかん。(前方のR1-Z氏と当方は)鋭角的に曲がるので、それに合わせるとどうもうまくいかん」と言うことであった。そうだろう、走るスタイルには正解、不正解はない。レースのようにコンマ一秒を争う場合においてもスタイルは違うので、公道を気持ちよく流すならば、基本はあるにしても自分のスタイルで走行することが良かろうと思う。また、氏は「滋賀県て近いなぁ」とも。これも地図をよく見ると、桑名のちょっと北側はもう滋賀県があることに気がつく。

 

そういうわけで、一旦鞍掛を滋賀県側に下り、林道入り口のちょっとしたスペースでバイクを停める。Fazer氏はもう1往復してくるということで、上っていった。実は鞍掛は滋賀県側の方が整備状況が良く、道幅も広い。さらにカントのつき方も自然でよいときている。R1-Z氏がそう話していたので、Fazer氏が確かめに行ったというわけだ。

  

6.誤算、また誤算

 

鞍掛を気分良く抜けた後、国道421号線の石榑峠ルートか、国道477号線の鈴鹿スカイラインの武平峠ルートを通って帰投するプランが提出されているので、滋賀県西部の国道307号線を南下する。今までは山岳地帯で涼しかったが、こちら琵琶湖側はまだまだ暑い。滋賀県は周りが山なので空気が停滞気味なのだろうか。ま、京都には敵わないだろうが。ところで、ここからはしばらく単調な道が続く区間だ。ということは、R1-Z機長が眠くなるということを意味する。なんとなく覇気が無くなってきた感が後方から見ても感じ取れるということで、コンビニへ入る。

 

ここでは水分を補給しつつ、ツーリングの出来事を話して盛り上がる。おりしもFazer氏が水筒からお茶を飲んでいた際に「長崎最悪ツーリングで水筒を落とした」という発言から話題はこちらへと流れていく。これは前にも一度聞いたことがあり、氏本人も「俺話したっけ?」と覚えがあるようだが、「もう一度言わせてくれ」と当時の怒りを思い出されたようなので、当然我々も「是非聞かせて下さい」と悪乗りする。

 

この最悪ツーリング記、ここでもう一度おさらいしておこう。時は今年のG.B.ならぬG.W.に遡る。Fazer氏は長崎に実家のあるライダーから「帰省して、実家周辺を走らないか」と誘いを受けたことに端を発する。氏はそれもよかろう、宿もタダだしと誘いに乗ることとした。ところが、その長崎ライダー氏が「ETCで高速1000円なので、行き帰りと高速にするとこきやがった」「だいたい高速なんて疲れるだけだし、タイヤも消耗するし、渋滞だってあるだろう」とFazer氏。本当にその通りだ。いくら安いといっても、総合的に見れば本当に安いかどうか疑問だ。

 

「だいたいこの時点でもう2人の意向がズレていた」わけであるが、その場はとりあえずフェリーで合意。なんとか大分まで到着、さあ走るぞとやまなみハイウエイを走り出したが・・・、即席でとりつけたETC機のアース接続が悪かったようで、バッテリーが爆発寸前になったそうだ。さらに救援にきた忌まわしき赤男爵の店員が「店までレッカーするとこきやがった」そうだ。これでもう予定は大幅に変更となり、ナンダカンダで19時過ぎまでフェリーの到着した大分の店舗で足止めを食らってしまったFazer氏であった。それにしてもこの辺りの説明ではFazer節が久々に炸裂。我々連合会の新メンバー最高っす。

 

さて、最悪ツーリングに話を戻そう。まだまだFazer節が続くのである。修理に時間がかかり、通常ならば大事をとって大分で一泊してから長崎に向かうことが適切であると考えられるのだが、その長崎氏が「今から高速で長崎へ行くとこきやがった」らしく、結局夜遅くに長崎着。とても大変な一日だったらしい。

 

さらに、その長崎滞在もグダグダになってしまい、唯一出かけた雲仙方面でも「バイクにカメラを取り付けて走行してやがって、しょっちゅうそれをいじくり回していたからせっかくの良い道も台無しなってまった」らしい。そうしてここで限界とFazer氏もここでシビレを切らし、単独行動に移る。この後は佐世保方面などを回り、ナカナカ楽しいツーリングをされ、再びフェリーで帰還されたそうだ。

 

この顛末を聞けば当然「ソロツーリングに特化されては」と薦めるが、「どうも方向音痴で、方向を考えて地図を見ると頭痛くなる」そうだ。この点については、管理人個人の意見としては「慣れ」の度合いだけの話であると思う。総走行時間が増えてくる、今後のFazer氏の技量向上に期待だ。

 

長崎最悪ツーリング記で爆笑した我々と、またすっきりしたFazer氏は鈴鹿スカイラインの武石峠へ向かう。これからもかなり単調な307号線を20から30km走行するのでR1-Z先導機長も辛いところだが、峠を目指すということでなんとか辛抱していることだろう。それに今日はいつもと違い、先導機長なので寝るわけにはいかない。そうしてやっと武平峠への入り口へやってきたが、なんと電工掲示板には「法面崩落の為通行止め」となっている。これは仕方ないなと少し北に戻って国道421号線石榑峠越えを画策するも、なんとこちらも通行止めだ。ダイバート先がさらにダメということで、元の鞍掛峠越えに引き返すしかない。

 

7.結局鞍掛峠越え

 

ダイバート先の都合で結局元のルートをとることになるが、幸いにもまだ陽が長いので明るいうちに鞍掛、二之瀬の両峠を越えることができそうだ。それはそうと、武平峠がダメだった時点でR1-Z先導機長はかなりガッカリしており、眠気も頂点に達していた。後方を走行する当方は、氏が時々首を傾けているので、居眠り運転していないだろうかと心配してしまった。そこで信号待ちで声をかけてみると、氏の目はまるで火を起そうとしたが、蒔が湿っていて煙しか出なく、その煙がしみてしまった様に充血していたのであった。

 

なんとか鞍掛に戻り、今度は滋賀県側の状態の良い路面を上っていく。カントの大きくついた、幅の広い道をワイドラインを描く芸術的な走りを披露し、眠気を吹っ飛ばすが如くに飛ばしていくR1-Z氏に対し、当方も「擦る」直前まで頑張るが、少しずつ離されていく。さすがR1-Z型2500時間の実力だ。一方Fazer氏も自分の間合いでなかなか良いキレでコーナーを抜けてくる。各々の本日ベスト走行というところだろう。

 

鞍掛を気分良く抜けた後、国道306号線を戻っていく。ここは山を切り開いて道路を通したのであろう、両側に森が残っているのだが、歩道になにか動くものが。やや、あれは猿ではないか。よくよく周囲を見てみると、かなりの数が生息しているようだ。こんなところで停車したらえらいことだと恐怖にかられ、さっさと通過していく。そして、日が暮れるギリギリのところで二之瀬峠を通過する。本日二回目の走行だが、道幅は狭いがそこそこ面白いワインディングだ。低速コーナーがメインなのだが、メリハリを付けやすく、また眼下にこれから通る道筋を見ることができるので走行様式を組み立てやすい。ワインディング路はだいたい木が密集した場所を通るので、見通しが効かない場合が多いのだが、ここは例外的に高低差が大きいのであろう。

 

8.次回のプラン

 

さて、今回のツーリングも終盤を迎え、後は市街地を走行して終了だが、「休憩せんとえらいわ〜」ということでコンビニへ立ち寄る。この後は流れ解散となるので、ここで次回の計画について話し合うわけだが、Fazer氏には随分と楽しんでいただけたようだ。そして9月には泊まりはどうかと提案がなされた。なんでも、以前グループツーリングで行ったことがある志賀高原の宿がなかなか良かったらしい。そこはライダーは特別料金で、一般客よりも割安にサービスを受けることができるそうだ。当連合会は泊まりツーリングの企画が一度あったが、発起人である当方の都合で流れてしまったことがあり、一度も行われたことがない。これは良い機会なのでということで、開催が決定された。尚宿の手配はFazer氏が担当してくださり、当方達はフライトプランの作成をすることになった。

 

9.まとめ

 

こうして次回の大イベントの詳細が決定され、解散となった今回のツーリング。Fazer氏が我々の走行スタイルに近いことも理解できた当方の誤解でした。そうなると当方達が今まで走行した情報源を活用して、バシバシと走ることができそうだ。新メンバーとして定着しつつあるFazer氏、覚悟願いますぞ。

 

本日の走行 290km

 

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