2011年8月19日〜8月29日
稚内森林公園から稚内港を望む
（風車の右下辺りに北防波堤ドームが見える）
今日は7時とゆっくり目に起床、臀部は50％回復というところか。早速1階に下りてカロリーメイトをかじり、自由に飲めるコーヒーを飲みながら天気予報を確認する。ここ最北の地でもテレビがデジタル化されており、天気予報などはいつでも見られるようになったし、番組一覧表も一発で表示される。世の中便利になったものだ。
肝心の天気だが、今日晴れるのは道北のみのようだ。他は雨模様らしく、所によっては大雨になることもあるらしい。これでは出発しても仕方ないので、やはり連泊を決意する。そうすれば、患部の回復を早められるし、濡れたテントを干すこともできる。余った時間は体に障らない程度に観光をすればよかろう。よくよく考えてみれば、最北の街に滞在するなんてそうそうないことだし、ちょうどよかったのかもしれない。
そう思っているとオーナーが起きてこられたので、連泊する意思を告げて、宿泊料1,000円を支払う。宿帳には名前と「連泊」と記載するだけでよい。また、この間にFZ-1氏が出発の準備をしていて、8時頃に見送った。今日は富良野へ行くそうだ。
この後、ぐしょ濡れのテント、一応合羽とブーツカバーなども出して、向かいの用水路のガードレールに干していく。おりしも日差しが出てきて、すぐに乾きそうな予感だ。それにしても、帰宅したらフライシートの目止め部分を修復しないとなぁ。いっそのこと新規調達か。
そんなことを思案しつつ、おばさんが教えてくれた南稚内駅近郊にある「ツルハドラッグ」へサロンパスと、コンビニの価格よりも50円は安い、カロリーメイトを2箱買っておく。
みどり湯へ戻り、テントを確かめてみるとすっかりと乾いている。ほんの30〜40分程干しておいただけなのだが、改めて日差しの偉大さに感心だ。
テントなどを片づけ終わった時点で11時。宿でくすぶっているのももったいない天気なので、TDMに火を入れて街へ出る。最初は早めの昼食にラーメンを食べに行く。稚内にもいろいろと有名店があるようだが、そういうことはあまり気にしていないので、駅前商店街にあった良い匂いがしてくるラーメン店、「大王本店」へ入る。因みに、稚内駅前の商店街はアスファルトではなく、石畳が敷いてある。冬季の積雪時にはこちらの方が滑りにくいのだろうか。
ところで、稚内ラーメンと言えば塩なのだろうが、野菜がたくさん入っているような気がしたので味噌ラーメンを注文した。ラーメンを待つ間に、17年前のことを思い出した。1994年の8月中頃に「最北端みつばちの家」に、駐車料金という名目で500円支払って泊まった気がする。そして、その日の朝は最低気温が10度弱で、朝8時ごろに宿を出てこの駅前に来てなぜか「かにめし」を食べたと記憶している。あの時見た最果ての駅は、見るからに最果てという雰囲気であった。しかし、なぜ「かにめし」を長万部で食べないで、ここで食べたのだろうか。のぼりに「かにめし」と書かれていて、無性に食べたくなったんだろうか。いずれにしても、今や駅前はガラリと変わり現在も再開発の工事中である。
大王本店 味噌ラーメン
おっと、ラーメンが運ばれてきたぞ。旅に出ると野菜が不足するので、こういう所で食べておきたいものだ。ラーメンの味はあっさりとしていて、塩用のスープに塩だれではなく、味噌だれを入れたような感じだ。当方はこういうのが結構好きなので、満足の一品だった。量的にも○だったしね。
腹を満たした後、現金を下ろしに郵便局へ行く。その後ガソリンを補給するのだが、この時点で既に警告灯が点滅している。前回の給油からの走行距離は510kmで、17.1Lのガソリンがタンクに注がれたということは、燃費は29km/Lとなる。確かに、昨日は長距離を一定速度で走行する場面が多かったが、けっこう飛ばしたところもあったし。いずれにしても、またまた計算間違いかと思うような数値である。因みにFZ-1氏と一緒に走っていた時には、「20��/L前後だ」と言って、当方のマシンに興味を持っていたようだった。1000�佞�4気筒で147馬力、片や900�佞�2気筒で86馬力を比べているのであり、2倍近くの馬力差があるのでそんなものではなかろうか。
この後、いつもお世話になっている病院に、智恵文で購入した絵葉書を送っておく。スタッフの人や患者さんが喜んでくれるように、強烈なひまわりの写真が印刷されたものにしておいた。こうして、道道254号線に乗り納寒布岬へ向かう。余談だが、稚内は意外にも活気のある街で、市民病院や市役所はまだ新しく建てられてそれ程年数が経っていないようだ。また、この近くに最北の稚内駅や、離島へのフェリー乗り場である稚内港があるからだろう。人通りもあり、商店も数多くがシャッターを上げていた。ゆっくりとこういうことを観察できるのも、この町に連泊を決めたからだ。時にはこういった余裕も必要だが、先に進みたいのも事実である。このジレンマは旅に出ると誰もが感じるものではなかろうか。
こうして、街を抜けると海岸沿いに道路が通っており、一気に寂しくなった。寂しくなったと言えば、やはりライダーの少なさだろう。今日は8月25日、もう来週は9月になっている。今年は時期をずらして渡道してきたので、余計にライダーが少ないように感じるし、風もこころなしか冷たいような気がする。
そう思いながら、約6�卍�離れた納寒布岬へ到着した。ここへ来ると何回も述べているように、17年前は古ぼけた看板とイカリがあっただけの場所だったのだが、いまはおしゃれなモニュメントを中心としたタイル張りの広場ができており、土産物屋も新しく建設された？ようだ。水族館と灯台は当時からあったのかな？因みにここの灯台は、高さが42.7mで全国で2番目、北海道では1番高いそうだ。因みに全国で一番背の高い灯台は、島根県にある「出雲日御碕燈台」で、高さが43.65mあるらしい。その差が1m以内のところが惜しい。
さて、さっきラーメンを食べたからだろう。口が渇いてきたので、何かないかと土産物屋に入る。ソフトクリームで「アイスナメナメ」かとも思ったが、ここはカップ入りの「稚内牛乳塩アイスクリーム」を食べることにする。
ピントが合っていないですが
広場に出て、割合強いと感じる日差しの中「アイスナメナメ」する。おお、このアイスクリーム旨いよ。香料なんかをあまり使っていないようで、いかにも「牛乳で作りました」という味だ。それも自然なコクとまろやかさである。そこへわずかな塩のツブツブ感とわずかに残る後味。旨いのでパクパク食べていると、富山から来たというライダー君に話しかけられた。なんでも今回が初の北海道ツーリングで、移動日を含めて4日の日程で忙しいということだった。仕事の都合で、休みはこれで精一杯ということだったのだが、それでも渡道してきたという熱い思いが素晴らしいと思う。また、本人の口調から推測するに、とても興奮していて嬉しさを抑えられないというようだった。そりゃそうだ、ここへ来れば誰だって少なからずそう思うに違いない。それが北海道の魅力であり、また行きたいと思わせるものなのだろう。
富山のライダー氏を見送った後、広場で景色を眺めたり、写真を撮ったりする。北側の水平線はちょっと雲が出ていて、サハリンは見えない。それは宗谷岬のお楽しみとしておくかな。
納寒布岬の広場 納寒布岬灯台と水族館
（写っている人物は何も関係ありません）
景色を見つつ椅子に座りながら、今までの自分のあり方についてふと考えてみた。38年生きてきたわけだが、いつもどこかに生きづらさを感じてきたような気がする。特に小学校と高校時代が顕著だった。中学校は部活がきつくて、あまり考える時間がなかったのだろう。案外すんなりと事が運んだように思う。さて、その生きづらさの要因だが、どうも画一的なことが苦手なようだ。周りと同じように、同じ時間で、同じ方法で物事に取り組むと、いつも自分は遅れていってしまう。かといって焦るとロクなことが無いのは、このページで散々述べてきた通りである。かといって、浪人はしたものの、目立った落第はしたことはない。言ってみれば、今回休職は初の大きな落第と言えよう。38年で大事故に遭ったのだから、次の大事故が起こる時には生きていないこともありうる。つまり、それなりに方法を確立していけば、まだまだやれることもあるのかもしれないということだろうか。
さて、次の目的地である「稚内温泉 童夢」へ向かうとするか。みどり湯は銭湯なのに、オーナーのおばさんは「童夢へ行くといいよ」と勧めてくれたのだ。
こうして、引き続いて道道254号線を南下して、岬から約3�劼僚蠅砲△覯浩瑤愿�着した。ここには、南側に団地、東側に体育館がある。団地はわかるが、この体育館は明らかな、いわゆる「箱もの」である。あまり使われているという感じがしなかったのは当方だけだろうか。
稚内温泉 童夢にて
一方温泉は割合と賑わっている。建物自体も新しく立派である。入口で入湯料600円を払い、早速露天風呂に浸かる。ここの温泉の泉質は結構強いアルカリ性のようで、かなりヌルヌル感が強い。温度的には並の温度である。沸かし湯だろうか？
さて、露天風呂から見える景色だが、海の向こうには雲を頭に乗せた利尻富士、そして礼文島の島影が浮かんでいる。それにしても、利尻富士や羊蹄山はいつもはっきりとした姿を見ることができない。あったとしても、一瞬のキラメキのようにすぐに消えてしまう。ちょっともどかしく思うが、自然現象にもどかしさを覚えたところで何にもならないし、解決策は何もない。自分が良い天気である時を狙う、要するに自然に合わせるしかないのさ。
ちょっと目眩が、のぼせてしまったようだ。湯から上って牛乳を飲んで体を冷やしつつ、休息室で横になる。ここは枕付のマットが用意されているので、つい気分が良くて一時間程昼寝をしてしまった。今日は準安息日だからこれでいいのだ。
昼寝で頭もすっきりし、再び道道254号線を南下していく。そして出会うものと言えば、「無事カエル」の置物である。
この地区では良く見かける置物
ここで再び安全運転を誓いつつ、道道106号線、通称「ロロンライン」に乗り、少し離れた抜海岬へ向かう。右手に日本海を見ながらの走行だが、昨日とは雰囲気が全く違う。
オロロンラインを南下中
（突き出ている先が抜海岬）
さて、その岬に到着したが、本当に何もなくて、脇に漁港があるのみだ。その漁港では、漁師さんや地上職員が忙しそうに働いている。邪魔をしては悪いので、さっさと退散フリッパーGTR。
こうして岬からさらに南下し、勇知から道道811号線に乗り換える。関係ないが、知り合いにハンドルネームが「ゆち」さんという人がいるのだが、非常に当方好みの方である。さて、道道を走っている最中に牧草ロールを発見した。昨日は夕方のオロロンラインでとても大きな牧場に、たくさんの牧草ロールが置かれている風景を横目に走行したのだが、写真を撮ってゆっくり眺めることができなかった。今日はそれを取り返そうと南下してきたのだが、臀部の具合もあるのであまり稚内から離れないような場所で、同じような光景を探していた。しかし、相当のものは見つからず。やはり、その時に「いいな」と思ったら、そこに止まることが必要だ。
道道811号線勇知（ゆち）にて
一応似たような風景を見つけたので、写真撮影をして休息していると、自転車に乗る地元のおじさんから「道がわからないのか」と声をかけられた。もちろん、自機の位置はバッチリ把握しているので、「大丈夫です」と話したら、「この先は兜沼だよ」と。ありがとうございます。
こうして線路を渡り、道道616号線で上勇知へ出て、その後国道40号線で北へ向かう。本来ならば猿払まで道道138号線を使って抜けるところだが、前述のように臀部の具合もあるので泣く泣くこのルートを諦めた。ただ、今日は昨年通り過ぎただけの大沼にあるバードハウスを訪れたいと考えている。さぞかし色々な鳥を見ることができるだろうと期待しつつ、国道40号線を離れて大沼へ向かう。途中稚内メガソーラー発電所前を通る。特にでかいとは思わなかったが、これでも東京ドーム3個分の広さがあるそうだ。ところで、ソーラー発電と言うと、バドミントンで有名だった「オグシオ」の元所属先、SANYOの岐阜事業所にある「ソーラーアーク」の方がインパクトがあるように思う。こちらは地元にも近く訪れたこともあるので、あまり珍しいと思わなかった。
こうして「大沼バードハウス』に到着し、「マウンテンデュー」なるサイダーで渇きをいやした後、靴底を消毒して建物内に入る。すると、職員の方が一人だけおり、なにやら資料の作成をしていた。邪魔をしないように挨拶だけして、沼の方を見てみるが、
ので、「今日はどんな鳥がいますか」と尋ねたところ、
「アオサギがいますよ」
って、当方の自宅アパート付近は田んぼが多く、アオサギなんて毎日見ているのだが、北海道のこの最果ての地で「アオサギ」とは。まあ、じっくりと観察したことはないので、双眼鏡でしばらく動きを追ってみる。すると、時々ベーシストのように首をヘコヘコさせている姿が見えるが、これはエサとなる小魚やカエルなんかをついばんでいるとのこと。また、その近くにいる黒い鳥について尋ねてみると、「カワウ」だそうだ。これも、当方の実家がある知多半島の先ではほとんど害鳥扱いされているような、珍しくもなんともない鳥だ。因みに、職員の方の話では、岐阜の鵜飼いで活躍している鳥は「ウミウ」だそうで、「カワウ」はここでも数が増えすぎないようにしているとのこと。
大沼
（初冬にはハクチョウの群れが訪れるそうだ）
こんなことならば、宗谷丘陵を通る道を走り倒している方が良かったと後悔しても後の祭りである。お礼を述べて、バードハウスを後にし、稚内空港横を通ってから国道238号線を左折して市街地に戻る。時刻は16時とまだ時間があるので、開基100年の塔がある稚内森林公園へと向かう。ここは市役所の横から勾配の急な道を上っていくので、大変眺めが良い。それにしても、この塔は強風が吹いても大丈夫なのだろうかと心配になってしまう。
それはそうと、こうして稚内の市街地を眺めることは初めてのことなので、少々嬉しくなってくる。特に、いつもはとても大きいと思う「北防波堤ドーム」がANAホテルの横に小さく見えている。冒頭の写真はその時の風景だ。また、稚内のフェリーターミナルも見えている。本当はここで、さらに奥にある「利礼の丘」で夕日を見たいところだが、このダートが案外深いそうなので止めておく。次回にでも訪れてみようか。おっと、何かいると思ったら、鹿の群れか。驚いたぁ。
森林公園から見た北防波堤ドーム エゾシカの群れ
さて、陽も傾いてきたので、森林公園の丘から降り、さっき見たフェリーターミナルへ向かう。ここは国際線と国内線のターミナルがあり、まるで空港みたいだ。もしパスポートがあれば、ここからサハリンへ渡ることもできるというから驚きだ。一方、国内線の方は利尻、礼文島へ渡るフェリーが出ている。また、無料の駐輪場があり、何台かの大型バイクが駐車してある。ということは、バイクを置いて島へ行っているということか。そういえば、みどり湯のオーナーが、離島にはレンタル原付が用意されている旨教えてくれたなぁ。ここへきて、なんだか離島へ渡りたくなってきた。せっかく稚内にいることだし、他は天気もパッとしないようだから、思い切って明日は礼文島へ渡ってみようか。そう考えるとワクワクしてきたぞ。さっそく宿に帰って計画を練らないと。
こうしてTDMに燃料を補給して、17時半ごろにみどり湯へ戻る。そして、早速明日の天気を調べると、明日も同じ傾向なので北にいる方がよさそうだ。これで礼文島行きは確定し、フェリーの時間も調べる。これは0円マップにも掲載されているし、みどり湯に置いてある、稚内観光協会の発行する「来ないは、稚内！」という冊子にも掲載がある。
みどり湯のオーナーの話では、アサイチの6時20分のフェリーで礼文へ渡り、原付を借りて島の最北であるスコトン岬へ行って戻ると3時間。そして昼過ぎから利尻へ渡り、4時間原付を借りれば島を一周して最終便で稚内に戻れるとのこと。確かに時刻表を見ると可能ではあるが、今年はあまり先を急がないことにしているので、ひとまず礼文島のみを訪れることにする。
これで明日の予定も決まった。なんだかとてもワクワクしてきたぞ。こうやって組み立てていくことができるのが、1人旅の醍醐味だよなぁ。そんなことを考えてニヤニヤしながら、近くのセイコマへ夕飯を購入しに出かける。
さて、そのセイコマであるが、惣菜が充実している。しかも、ライダーを狙ってかどうかはわからないが、一人前の小さなものが用意されているところがまたニクイ。というわけで、サラダやラーメン、
「カジュレ」のオレンジ・マンゴー味を仕入れて、夜の合唱に備える。
ところで、当方はどちらかというと夜は１人でゆっくりしたい人なのだが、ここみどり湯はなんだか居心地が良い。夜のミーティングはおばさんが「最果ての地の想い出に」と企画されたものであり、その目玉が「大空と大地の中で」の合唱なのだ。おばさんの言う通り、こうして帰宅してリポートを作成していると「ああ、最果ての街で合唱したっけなぁ」と想い出になって甦ってくる。たまにはこういうのも面白いものだ。
今夜の宿泊者
（写真はみどり湯ブログから）
こうして今夜も21時になり、電気が突然消されてミラーボールが回り始め、ミーティングが始まった。今夜も雨の中を北上してきた人達が多く、チャリダーとライダーが半々くらいであった。そして各々自己紹介が終わり、合唱の時間へと突入する。偶然にも、当方が肩を組んだ左側の人は帯広在住の女性ライダーであった。彼女は明日は礼文島に渡り「桃岩荘」に泊まって、「愛とロマンの8時間コース」というハイキングに参加するということだった。うわ、この人相当濃いんだ。ちょっと怯んでしまったが、そこは歌でごまかそうと声を張り上げて応戦する。
この件について、次の日にR1-Z氏からメールがあり、「みどり湯で何をしているのか」と尋ねられた。氏はみどり湯のブログ（http://www.sky.sannet.ne.jp/midoriyu/）に掲載された写真を見て、
「女性と肩を組んで楽しそうにしている」
と思ったのだろうか。
なるほど、確かに楽しそうだ
（写真はみどり湯ブログから）
また、この合唱の後、この女性から「歌上手いですねぇ」と褒められてしまった。そうかなぁ？
この後は歓談では様々な話題が登場したが、ひょんなことから皆が免許を提示して見せ合うことになった。免許と言うと、当方は先日「トリデニ校作戦」を完遂して、フルビット免許を保持していることはこのページの読者ならば御存知の通りだが、果たして周りの反応や如何に。「おお、初めてこんなの見た」とほとんどの人が驚いていたが、「大特2種だけ負けた」という似たような人もいた。この方はプロの運転手で、けん引2種については「けん引1種が納得できる出来栄えでなかったので、引き続いて取得した」とのこと。さらに、この運転手氏は関西人なので「何で自己紹介の時にこのことを言わないの？」と突っ込まれてしまった。
え、隣の女性との会話はどうなったって？ テーブルの向こうにいた岩城 滉一似の方との話が弾んでいて、当方は「17年前は三国峠にダートが残っていた」という昔話の補足をする程度でした。
こうして本当に楽しい夜は過ぎていった。
本日の走行 80km